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組織につて

組織は本来 理想 理念 目的を持ち それが生命です
目的を追求するのが 組織の論理ですが
 人間の論理を無視すると成果は上がらないのです
人間の論理とは 生命 人間性に 最高の価値を置く考えです
 組織は手段 人間が目的との考えから 主体性 自由意志を尊重する必要があります
上意下達と 下位上達が 合致しているのが理想で
ずれがあると やる気をなくすのです

 組織は中央にまとめるようとする 人間は反対に 好きな事をやりたがる
組織は秩序を求める        人間は自由を求める
 指導とは 皆が自分の意思でやる気にさせる事です
分かりました は組織の論理
変わりました が人間の論理
 組織悪を唱える人は 主体性を抑圧し 人間性が阻害されると言い
自由業なるものをあえて選ぶ人が多い
 では 主体性 人間性を尊重する組織にするには
部下にやる気をおこさせる事です
任せる 意見を良く聞く ゆったりした態度を取る
 その逆は 
一方的な命令 壁を作る ゆったりした所が無い 自分の考えを押し付ける 
どこまでやっても満足したと言わない  仕事を任せない
です
 ながくなるから このへんで
 簡単にまとめとおく

〇組織とは調和です
〇全体の中に個が犠牲にされてははならない。個の(野望のため)全体が無視されてはならない
〇一人一人が根本の目的、理想と直結した、具体的な目標を持つ事が大事
〇希望と夢、ロマンがないと、充実が欠け、持続、発展はない
〇資質に応じ、最適の位置に配置する
〇組織上の立場は違っても、他があって自己がある、と言う相互尊敬の精神を貫く
〇活動が多岐になり発展しても、常に原点に帰る求心力が無かったら、官僚主義、権威主義に陥る
〇人間的理想の追求の手段が実際の運営の段になると
 組織の強化、絶対化が目的になり個人が犠牲になると、組織嫌いが出る
〇不信感は、上役から生まれる場合が多い
 それは明確な展望や強い信念がなく、定められた方針を、理由無く変更したりする事から
 一生懸命、働いている人に不安に陥らせ、目標が急に変わると、裏切られた気持ちになり
 最後は不信感を抱かせる
〇納得できる必然性がある的確な方針を決める
〇原則が大切だが、原則と応用を駆使できる人が重要
〇権利や自尊心が踏みにじられ、講義すらできない事態は組織の生み出す、恐るべき悪である
〇組織悪と言っても人間の変革が絶対必要
〇均一化の側面は必要最小限に、自律の領域を維持拡大していきべき
〇自主的に運営させ、経験を積ませ、自身を持たせる
〇世代格差を埋めることは 妥協でなく 互いの違いを認め、
 各世代の良さを発揮、調和する努力が必要
〇人材は見つけるもの、素質を持っていても、磨かなければ、球とならない
〇一分野を任せられる人は多い、全体を統括できる人の育成は至難
〇ワクにはめない、失敗も功績もなく育つと、状況の変化に対応できない
〇人間と人間との触れ合いが育成、訓練の必衰条件
〇洞察力、想像力、労働力、外交力、体力、人間性等、総合的にみる、
 一画的な要素で推量するのは危険
〇組織の基本は人作り
〇目的、理想のために、人間を犠牲にする組織は末長い発展はない
〇組織の目指す理想、理念、思想が、すべての成員に浸透されなければ
 特定の人のみであれば、権威主義に陥り、自発的前進はない
〇組織の中だけの価値観でなく、普遍的な人間の論理に立脚した判断
〇後を任せる人間を育てれには、多少の失敗は覚悟の上で、権限と責任を持たせる以外にない

更に、新選組の組織等も参考になるよ
項羽と劉邦の違いも参考になるよ
 指導者は支配者でもなければ権力者でもない
組織の人達は自分の言う事を何でも聞いてくれると思ったら大間違いである
どれ程多くのリーダーがこの過ちから、自滅していったか事か
 人の心は理屈ではない
ちょっとした心尽くし、又、細やかな人情に動かされ、変わっていくものです